訪問介護の仕事に就きたいあなたへ

訪問介護にかかる費用は?

訪問介護の仕事を目指す方へ

訪問介護について詳しく紹介しているサイトです。基礎知識やメリット・デメリット、求人の探し方など、訪問介護の経験がない人にも分かりやすくまとめているので、ぜひご活用ください。

利用時間と費用について

介護施設に比べると安価で利用しやすい訪問介護ですが、具体的にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。訪問介護の費用相場についてまとめていきます。

利用時間と費用について
Pocket

訪問介護にかかる費用

訪問介護の費用は、「サービスの種類別料金」×「利用時間」+緊急時の加算など=「一日あたりの自己負担額」として算出します。サービスの種類別料金や緊急時の加算などは統一されておらず、市区町村などの自治体や事業者によって差がありますが、どれくらいかかるのか、身体介護と生活援助の時間ごとの一回の料金目安を紹介するので参考にしてみてください。
身体介護の自己負担額は「20分未満165円」「20~30分未満245円」「30~60分未満388円」「60~90分未満564円」がそれぞれかかり、90分以上の場合30分ごとに80円が加算されます。
一方、生活援助の自己負担額は「20~45分未満183円」「45分以上225円」がかかり、身体介護と生活援助のどちらも行う場合は身体介護料金に「生活援助20分ごとに67円」がかかります。それ以外にも、通院ときの介助で「片道97円」「往復194円」がかかる場合もあります。

・加算されるのはどんな場合?

基本的に訪問介護は午前8時~午後6時が対象時間です。この時間内であればどの介護サービスも基本料金で利用できますが、この時間帯以外に利用する場合は料金が加算されるので注意しましょう。
午前6時~8時の早朝加算と午後6時~午後10時までの夜間加算では25%、午後10時以降~翌朝6時までの深夜加算では50%がそれぞれ加算されます。また、加算算定はサービスが開始時間で決まります。たとえば午後5時30分から30分間、身体介護を利用した合は基本時間内にスタートしているため、料金も基本料金の388円だけですが、午後6時30分にスタートした場合は夜間加算として25%、97円が加算されるため485円かかります。
反対に、午前5時にスタートした場合は、深夜加算として50%、194円が加算されて582円となります。
ただし、深夜の場合は「夜間対応型訪問介護」となり、「定期巡回サービス」と「随時訪問サービス」のどちらのサービスを受けるのかで料金が変わってきます。定期巡回サービスの場合、30分以内であれば1回につき378円を、緊急時など必要なときに対応してもらう随時訪問サービスでは576円をそれぞれ負担しなければなりません。月額基本料金として1,009円が必要ですが、一人暮らしの方や家族が出張などで不在のとき、急変ときなどにすぐ対応してくれるため安心です。

訪問介護を目指している人におすすめ

業務の流れを確認しておこう

訪問介護の仕事は主に「身体介護」と「生活援助」の二つに分かれています。訪問介護とはどんな仕事か、よりイメージしやすくなるように、直接要介護者の身体にふれながら、食事や排せつ、入浴などの介助を行う身体介護と掃除や洗濯、買い物などの家事を中心に行う生活援助、それぞれの一日の流れを紹介していきます。

詳細はこちら

News

  • 効率よく求人を探すなら

    効率よく求人を探すなら

    需要が高い訪問介護の仕事は求人数も多めです。そのため、何を基準にどうやって選べばいいのか分からなくなってしまう人もいます。ですが、介護業界に特化した転職サイトを利用すれば、たくさんの求人の中からより自分の希望に合った求人を探し出すことも可能です。

  • まずは資格の取得から

    まずは資格の取得から

    介護の仕事は資格や経験がなくてもはじめられますが、訪問介護は一人で要介護者の自宅を訪問して介護を行うため、介護の基礎的な知識や技術を学べる「介護職員初任者研修」を保有していることが最低条件です。この資格は介護の入門的な資格なので、はじめる前に取得しておきましょう。

  • 訪問介護について徹底解説!

    訪問介護について徹底解説!

    高齢者の人口が増して介護業界に関心が集まっている今、特に注目を集めているのが「訪問介護」です。訪問介護とは要介護者の自宅を訪問して介護を行うことですが、住み慣れた自宅にいながら自立した日常生活を送ることを目的とし、家族の負担も減るとして、近年需要が高くなっています。